急性毒性
経口
評(píng)価文書(shū)(SIDS (2003))に記載されたラットのLD50値の中で信頼度(SIDSによるReliability)が上位の2件のデータ(1640 mg/kg bwおよび3740 mg/kg bw)を分類(lèi)対象とした。その2件中1件が區(qū)分4、1件が區(qū)分外に該當(dāng)することから、安全性の観點(diǎn)から、有害性の高い區(qū)分を採(cǎi)用し區(qū)分4とした。GHS分類(lèi):區(qū)分4
経皮
評(píng)価文書(shū)(SIDS (2003))に記載されたウサギのLD50値の中で信頼度が上位のデータ(4920 mg/kg bw)に基づき、JIS分類(lèi)基準(zhǔn)の區(qū)分外(國(guó)連分類(lèi)基準(zhǔn)の區(qū)分5に相當(dāng))とした。GHS分類(lèi):區(qū)分外
吸入:ガス
GHSの定義における液體である。GHS分類(lèi):分類(lèi)対象外
吸入:蒸気
ラットの1時(shí)間ばく露によるLC50値は40.8~43.0 mg/L(4時(shí)間換算値:4307~4538 ppm)(SIDS (2003))に基づき、區(qū)分4とした。なお、毒性値(40.8~43.0 mg/L)が飽和蒸気圧濃度(77 mg/L)の90%より低いので、気體の基準(zhǔn)値を適用した。なお、ラットの4時(shí)間ばく露によるLC50値は>6.1 mg/L (>1310 ppm)(SIDS (2003))と報(bào)告されているが、このデータからは區(qū)分を特定できない。GHS分類(lèi):區(qū)分4
吸入:粉じん及びミスト
データなし。GHS分類(lèi):分類(lèi)できない
皮膚腐食性及び刺激性
ウサギ6匹の皮膚に試験物質(zhì)原液0.5 mLを4時(shí)間の閉塞適用した試験で、パッチ除去後24、48、72時(shí)間における紅斑の平均スコア値はそれぞれ2.0、2.5、2.5、浮腫の平均スコア値はそれぞれ3.3、2.7、2.3であった(SID (2003))。浮腫の平均スコア値が3日間連続しての評(píng)価で2.3以上、かつ4.0以下を示したことから區(qū)分2とした。GHS分類(lèi):區(qū)分2
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
ウサギの結(jié)膜嚢に本物質(zhì)原液0.1mLを適用した試験(OECD TG405)で、適用1時(shí)間後に軽度~中等度の結(jié)膜炎が見(jiàn)られ、24、48、72時(shí)間における結(jié)膜発赤の平均スコア値はそれぞれ1.0、0.8、0.2、結(jié)膜浮腫は0.3、0、0であり、角膜および虹彩の平均スコア値はいずれの時(shí)間においても0であった(SIDS (2003))。以上より、3日間における結(jié)膜、虹彩、角膜の評(píng)価の平均スコア値が全て1未満であったことから區(qū)分外とした。GHS分類(lèi):區(qū)分外
呼吸器感作性
データなし。GHS分類(lèi):分類(lèi)できない
皮膚感作性
データ不足。なお、モルモットを用いた感作性試験(Epicutaneous test)で感作性なし(not sensitizing)との記載(IUCLID (2000))があるが、試験の詳細(xì)は不明である。GHS分類(lèi):分類(lèi)できない
生殖細(xì)胞変異原性
マウスの経口および吸入ばく露による骨髄細(xì)胞を用いた小核試験(體細(xì)胞in vivo変異原性試験)(OECD TG474、GLP)において、陰性の結(jié)果(SIDS (2003))に基づき區(qū)分外とした。なお、in vitro試験として、エームス試験で陽(yáng)性、チャイニーズハムスターの培養(yǎng)細(xì)胞を用いたHGPRT試験は、CHO細(xì)胞で陰性、V79細(xì)胞で陽(yáng)性の結(jié)果(SIDS (2003))がそれぞれ報(bào)告されている。GHS分類(lèi):區(qū)分外
発がん性
データなし。GHS分類(lèi):分類(lèi)できない
生殖毒性
データなし。GHS分類(lèi):分類(lèi)できない
特定標(biāo)的臓器毒性(単回ばく露)
ラットの急性経口毒性試験(LD50: 1640 mg/kg)において、1000 mg/kg以上の投與群で不活発、虛脫、瀕死の様相、流涙、不安定歩行、振戦が認(rèn)められ(SIDS (2003))、ラットの別の急性経口毒性試験(LD50値: 3740 mg/kg)では、1000 mg/kg投與群で鈍磨、運(yùn)動(dòng)失調(diào)、閉眼、2150 mg/kg以上の投與群で鈍磨、運(yùn)動(dòng)失調(diào)、虛脫、反射の低下または消失、努力性呼吸が観察された(SIDS (2003))。以上より、ラットに経口投與後、ガイダンス値範(fàn)囲區(qū)分2に相當(dāng)する1000 mg/kgの用量で神経行動(dòng)學(xué)的癥狀が認(rèn)められ、2150 mg/kg以上の投與群で鈍磨や反射の低下などの麻酔様の作用が見(jiàn)られていることから區(qū)分2(神経系)、區(qū)分3(麻酔作用)とした。また、ラットの蒸気による吸入ばく露試験(用量:6.1 mg/L/4h)で、死亡例はなかったが、気道に刺激性が認(rèn)められたとの記載(SIDS (2003))により區(qū)分3(気道刺激性)とした。GHS分類(lèi):區(qū)分2(神経系)、區(qū)分3(麻酔作用、気道刺激性)
特定標(biāo)的臓器毒性(反復(fù)ばく露)
ラットの2週間反復(fù)吸入ばく露試験(蒸気:1日6時(shí)間、計(jì)9回ばく露)(GLP準(zhǔn)拠)の各用量における所見(jiàn)は、低用量群(480 mg/m3、90日換算:0.075 mg/L)で鼻腔の浮腫と呼吸粘膜の扁平上皮化生、中用量群(4660 mg/m3群、90日換算:0.725 mg/L)で軽度~中等度の鼻炎、嗅上皮の細(xì)胞変性または萎縮、鼻腔上皮のみならずやや軽度ながら喉頭と気管にも扁平上皮化生、高用量群(20640 mg/m3、90日換算:3.21 mg/L)では呼吸窮迫の癥狀、および組織學(xué)的検査での気道の傷害に加え、全例の死亡(30/30)であった(SIDS (2003))。以上より、ガイダンス値區(qū)分1に相當(dāng)する低用量(480 mg/m3、90日換算:0.075 mg/L)以上の群で、気道に対する悪影響が認(rèn)められたことから區(qū)分1(気道)とした。GHS分類(lèi):區(qū)分1(気道)
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類(lèi):分類(lèi)できない